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毒舌
第17章 別離の刻


「凍えてしまえば痛みはもう感じない」


何でもない顔で
口許に
自嘲気味な笑みがある。

じっと見る俺の目を
不意に仰ぎ

別の笑みを浮かべた。


「だから余計にトビの温もりは刺すような痛みを覚醒させるのね」


ただ
事実を並べた。

他意はない。


「おりょう。お前はどっちがいい?」


麻痺した無痛か
はたまた正常な苦しみか。

何をもってすれば
おりょうは幸せとなるのか。


俺にはそれが
わからなかった。


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