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毒舌
第17章 別離の刻


冷えきった体を
温めるように

凍りきった神経を
逆撫でながら

無理矢理に
俺という存在を
おりょうに刻み付けていく。


なったことはねぇから
それがどんな痛みか
皆目見当がつかねえが

手足に血が回り始めると
ひどくジンジンと
痛むらしい。

やがてそれは
強烈な痒みのように
針が刺し

悶える。


凍傷、

心の傷も
そんなふうに
痛みを伴ってとけていくのか


口を結んだまま
文句の一つも言わず

おりょうは
じっと耐えていた。


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