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毒舌
第19章 ナイト・メア
二人で
調子に乗って
食べ過ぎたあと
イッちゃんに
先にお風呂に入ってもらい
私は
食器の片付けをした。
バスローブ姿で
出てきたイッちゃんは
まるで映画か何かみたい
絵になるなー。
「背景がイッちゃんのマンションみたいにオシャレじゃなくてごめんね」
「何が???」
私の部屋には
もったいない客よね、
絵的に。
「いや、住む世界が違うよなぁて思って」
「琴美!」
突然にイッちゃんが
ビシッと私の名前を呼んだ。
ごくり。
「……ハイ、?」
「アタシは琴美と一緒にいれるならどんな場所でもいいんだよ!おんなじ世界でいたいんだよ!」
「ええまあその、……だからこそ低いレベルに合わせてもらってるみたいで申し訳ないなぁと」
「んもうー!レベルとかないし!」