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毒舌
第19章 ナイト・メア
私がポリポリと
指先で
頬っぺたを掻いていると
軽く
ふくれた顔のイッちゃんが
提案してきた。
「そんな言うなら次回はアタシん家に泊まればいいし!いっそ琴美はアタシと住めばいいし!」
「ルームシェアかぁ。考えたことなかったなぁ。とりあえずお風呂入ってくるー」
憤慨してる
イッちゃんを放置して
私はお風呂に入った。
イッちゃんと
一緒に暮らすとか
お互い
恋人は作らない予定だから
別にぜんぜん
問題ないかも。
仕事やめたら
次の仕事見つかるまで
収入ないしなぁ
家賃もバカにならないし
それもいいかーなんて
打算的な私は
のんびり
考えていたのだけど。