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毒舌
第34章 昇華
気遣ってくれるトビは
とっても優しくて
とっても頼もしいんですけど
なんていうのかしら
不慣れなシチュエーションに
ドギマギして
挙動不審な私がいる。
「早くしろよ」
拒否権とか
最初からない感じで
トビはスタスタと
お風呂へ行っちゃった。
お風呂掃除してるトビとか
お風呂準備をしてるトビとか
まさか
お風呂のために
裸になるトビとか!?
そそっ、想像できません!
緊張して
頭がぐるぐる
何か
変なテンションに
なって来ちゃった、私。
とりあえず
会社に電話しとこう、
まだ理性があるうちに。