この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒舌
第37章 禁断


遠くで楽しそうに滑ってる恵美と萌絵が見えた。皆私より遥かに上手くてスイスイ山を下りてくる。すごいなぁ。


「もう疲れちゃった?」

「あ、いえ。香島さんも滑ってきたらどうですか?私なら一人でも平気なので――」


とか言ってる矢先、かわいこぶりっこ風のキャピキャピしてる声が聞こえてきた。


「直哉せんぱぁい」


ナオヤ?……あぁ、香島さんの名前か。ということは目からビーム系女子の登場というわけね。


「やぁ白石さん、久しぶり」

「お久しぶりですぅ。直哉先輩が転勤しちゃってから寂しかったですぅ」


私より年上だと思うけど。すごい全力だなぁ。むせかえる女子力。やっぱり敵に回すと怖そうだし早めに逃げておこうかな…香島さんだって滑りたいだろうし。


「一緒に滑りませんかぁ?」

「いや、俺は」


私が香島さんに何か言うより早く、後ろから男の人たちの声がした。


「付き合ってやれよ香島」

「白石が可哀想だろ」


振り返れば香島さんとは同期くらいの人たちがいた。


「初心者?俺たちが香島の代わりにサポートしてあげるよ」


うわぁ。笑顔を向けられ内心ドン引き。見知らぬ方々のお世話になるくらいなら一人がいいんですけど。


/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ