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能天気B型のアタシが美少年と……
第5章 おきくむしの章
「なさけないよ」
「……」
「そんなハッキリしない付き合い
してるなんて、らしくないよ!」
……その言葉は、かなりこたえた。
「こんど会う時は
わたしにも紹介するといーよ。
それで色々聞いてみたらいいんだよ」
「お……Oひゃん……」
なんて、頼もしい言葉なんら……
アラシは寝袋から顔を出した。
目がウルウルした。
Oひゃんは、ニコっとして白い歯を出して
こっちを、ぎらりと見つめていたんら。
いつになく豪胆(ごーたん)な印象らった。
パジャマ着てアグラかいた野武士みたいな頼もしさら!
「Oひゃんありがとおお~~」
アラシはくねくねとすり寄った!
「いーんだよ。おかげで
わたしもスッキリしたよっ!」
ちょろっとは事情を
わかってくれたみたいだよおぉ……
感激だよおお……えっぐえっぐ。
「で、そのエロさんって
イケメンなの??」
「え、まぁ……」
「背は?高いの?」
「そりは高っかいぞ~~!
体感ではアラシの1.5倍はあるヨ」
「それじゃハッキリしないよ。
わたしより高いの?高いの?」
「……うん」
「ふむふむ。それで十代後半なんだ。
会うのが楽しみだなあー♪」
「え……まさか……」
まさか、Oのしゅけもエロを狙ってるのか?
「Oひゃんエロに、会いたいんか?」
「うん♪」
うむむ、そりは……
そりは……
イイぞお~~ぅ!!