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能天気B型のアタシが美少年と……
第2章 おこめの章
……ノッポの話は、さすがにする気にならん。
アタシの年下ラブな気持ちは、Oちゃんにも常日頃からカミングアウトしている。
でも今回の体験は、言いふらしたくなるステキ体験とは、言いがたい!
思い起こすと、どこをどう端折っても情けない失敗談にしか、ならん!

けしからん!
なんとなげかわしい!
おいたわしやー、アタシッ!

「あ、顔まっかだね。これくらいにしとこーね」

Oひゃんがバカにしとる!
いつのまにか分身の術マスターして、笑っとる!
アタシは、最後までスルんら!
途中で、やめるんは、いやらーっ!


(帰り道♪ あぶない帰り道♪)

「足元、気をつけてね。田んぼに落ちちゃうよ」

「へーきら!田んぼ……それらっ!」

「……だいじょーぶ?」

「Oひゃん天才ら!また田んぼに、おっこちればいいんらっ」

(アタシは田んぼ道で、ドロ水に突っ込もうとしていた。
 いま思うと、エドと半端に別れたのが相当こたえてたようだ。)

何回か、Oひゃんに引き止められたんら。

しかぁし!サスガのOひゃんも、偶然には、かなわんのら!

ちどり足の構えで水たまりで滑ったらいーかんじで加速してOひゃんを、ぶっちぎった!
そのまんまツルっといってふんばって立ち直ったと思ったらかかとがツルっといって後ろ向きにド~ン、ら!


その瞬間、ちょろっとだけ時間が止まったろ!

(はいはい田んぼ!早場米で田植え完了!)

(ばっしゃーーん!どろだらけ!間違いないっ)

(アウトにきまっとる!でもいちおーやっとくか!)

はいアウト?セーフ?

よっよいのっ


・泥田坊【どろたぼう】

田に現れる妖怪。一つ目、三本指で田から上半身を出した姿で描かれる。子孫の為に遺した田を、放蕩息子が浪費によって放置した為、怨みを持って実体化し、夜になるたび「田を返せ、田を返せ」と罵ったという。三本の指は人としての美徳を喪失し、悪徳が残った状態を表すとの解釈がある。

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