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第3章 あいあいの章

あれから　何日か、経った。

アタシの心は、荒（すさ）んでいた。
この小さな町での生活に、うんざりしていた。

山々から吹きおろす　湿った風
頭上にわだかまる　雲。そして雨

疎（うと）く乏しい、出会い
それはたちまち、別れとなってかき消える。

泥と煤煙　怨嗟　哀号　
……果て無き徒労。
この身にまといつく　エンジンの咆哮。

次回　　『暴走』

ここは　夢破れた乙女の墓場
墓標に刻まれるのは　
神の福音か　或いは悪魔の契約か

アタシは　希望（ユメ）をつかみ取る


……次のページからのお話は

流転する運命に立ち向かう
可憐なホビット女騎士の生きざま、さ。

ついでに品性下劣な描写も、かなりいっぱい有る。

そんなの見たくないって人は
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＊　＊　＊