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能天気B型のアタシが美少年と……
第3章 あいあいの章
* * *
めしだ。
運動したからめしがうまい。
「さっきエロい声だしてたな。どうしたんだよOの介」
「売上報告書がめちゃめちゃだったんだよ」
「おいおい☆若いレディが『メチャメチャ』だなんてはしたないゼ?」
「ほら、ここ、顧客の人数が……」
「ふんふん……おお、これはっ!」
Oちゃんは事務と電話応対専門だから、アタシが事務室に行って一緒に昼めし食べてる。
うちの会社も、いちおう食堂らしきものが存在するんだが、この食堂の環境が極めて悪い!
その劣悪さもいずれ語りたいけど今は売上げ報告書に注目だよ。
この盆地エリアを中心に、各町の取引してる顧客と売上げをまとめた書類だ。
その、顧客の人数が、ぜんぶ1桁になっとる。
下1桁しか書いてない。
つまり本来の人数が65人だったら5人。
盆地本町は421人のはずが、1人になっとる!
デタラメだ。お客さん少なすぎるって!
もともとしょっぱい会社なのに、これじゃ完全に零細企業だよ!
アタシたちはリストラだな!
こりゃ傑作だ!笑えねーYO。
「これ、アイアイが作ったんだよ」
「アイアイか!またかよ!」
めしだ。
運動したからめしがうまい。
「さっきエロい声だしてたな。どうしたんだよOの介」
「売上報告書がめちゃめちゃだったんだよ」
「おいおい☆若いレディが『メチャメチャ』だなんてはしたないゼ?」
「ほら、ここ、顧客の人数が……」
「ふんふん……おお、これはっ!」
Oちゃんは事務と電話応対専門だから、アタシが事務室に行って一緒に昼めし食べてる。
うちの会社も、いちおう食堂らしきものが存在するんだが、この食堂の環境が極めて悪い!
その劣悪さもいずれ語りたいけど今は売上げ報告書に注目だよ。
この盆地エリアを中心に、各町の取引してる顧客と売上げをまとめた書類だ。
その、顧客の人数が、ぜんぶ1桁になっとる。
下1桁しか書いてない。
つまり本来の人数が65人だったら5人。
盆地本町は421人のはずが、1人になっとる!
デタラメだ。お客さん少なすぎるって!
もともとしょっぱい会社なのに、これじゃ完全に零細企業だよ!
アタシたちはリストラだな!
こりゃ傑作だ!笑えねーYO。
「これ、アイアイが作ったんだよ」
「アイアイか!またかよ!」