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能天気B型のアタシが美少年と……
第3章 あいあいの章
アタシはOちゃんと夜道を歩いてた。
さっき走った林道の、1本手前の道だ。
Oちゃんは会社の近所から自転車で通ってるんだ。

アタシは懐中電灯で前を照らす。
Oちゃんは自転車ころがして、一緒に歩いた。

「アイアイは、ありゃ天然だな。
いちど転生しないとムリみたいだよ」

「お茶、熱かったんだね!面白いね!」

なぜかお茶アチャチャーッとしてたアイアイの様子を話したら一番食いつきがよかった。
Oちゃんの笑いのツボは、今だに未解明な部分が多い。

「送ってくれてありがとう」

「うんにゃ。ついでさ。また明日な」

アイアイの事を話してたら、あっという間にOちゃんの家に着いてしまった。
……エドとのステキ体験を自慢したかったが、それは後日でもいいか。

アタシはその足で、国道のほうに向かった。
これから、長い道のりが待っている。

社長のおおせで、社用バイクを回収にいくのさ。
コンビニが閉店する前にたどり着くと、いいけどね……



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