この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー
第25章 噂をすれば恋②
時には一緒に星空を見ながらビールで電話越しに乾杯して。
時には同じテレビを見て電話越しだけど一緒に笑う。
寂しくないと言ったらそれは嘘になるけれど
中距離恋愛としては最大限に優しくしてもらっていると思ってる。
「今日は忙しかった~。
なぜか加藤さんがバンバン仕事を回してきて。
パンクしそうだった!」
「そうか。お疲れ様」
「金子さんは?」
「俺も超忙しかった!」
「へ~。そーゆー日なんだね」
「真樹、明日の予定は?」
「特になし。すみれと飲みに行く約束をしていたんだけど。
昨日、急にキャンセルされたの~。また海外かな?」
「そっか」
「うん。そろそろ寝よう。明日起きれなくなっちゃう。
今日も電話ありがとうね」
「うん。おやすみ」
そう言って日課の電話を切った。
ピンポン
歯を磨いて、さて寝ようとした時にインターフォンがなった―――
時には同じテレビを見て電話越しだけど一緒に笑う。
寂しくないと言ったらそれは嘘になるけれど
中距離恋愛としては最大限に優しくしてもらっていると思ってる。
「今日は忙しかった~。
なぜか加藤さんがバンバン仕事を回してきて。
パンクしそうだった!」
「そうか。お疲れ様」
「金子さんは?」
「俺も超忙しかった!」
「へ~。そーゆー日なんだね」
「真樹、明日の予定は?」
「特になし。すみれと飲みに行く約束をしていたんだけど。
昨日、急にキャンセルされたの~。また海外かな?」
「そっか」
「うん。そろそろ寝よう。明日起きれなくなっちゃう。
今日も電話ありがとうね」
「うん。おやすみ」
そう言って日課の電話を切った。
ピンポン
歯を磨いて、さて寝ようとした時にインターフォンがなった―――