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サイドストーリー
第6章 9歳差のジレンマ
「晴菜ちゃん~!!!」
大声で呼ばないでよ・・・
S大は女子大なんですからね・・・
他大学の男の子が私を呼んだ。
わざわざ女子大まで来て。暇なのか?
「ねぇ。晴菜ちゃんってば!」
うるさいな。
私は平気で無視する。
「デートしない?この後約束ある?」
「ないけど、あなたとデートする時間はない」
「はっきり言うね~」
冷たく言い返したのに
吉村くんは笑っていた。
「冷たくしたのに笑ってるなんて吉村君、Mなの?」
あきれた口調で言う私に
「無視されるよりいいだろ?」
と、今度は飛び切りの笑顔で微笑んだ。
純にぃが好きだからそんな笑顔にグラリとなんて
微塵もしないけど・・・
しないけど・・・
でも、正直かっこいいと思ったその笑顔に
見ほれてると
「惚れた?」
なんて聞いて来る。
大声で呼ばないでよ・・・
S大は女子大なんですからね・・・
他大学の男の子が私を呼んだ。
わざわざ女子大まで来て。暇なのか?
「ねぇ。晴菜ちゃんってば!」
うるさいな。
私は平気で無視する。
「デートしない?この後約束ある?」
「ないけど、あなたとデートする時間はない」
「はっきり言うね~」
冷たく言い返したのに
吉村くんは笑っていた。
「冷たくしたのに笑ってるなんて吉村君、Mなの?」
あきれた口調で言う私に
「無視されるよりいいだろ?」
と、今度は飛び切りの笑顔で微笑んだ。
純にぃが好きだからそんな笑顔にグラリとなんて
微塵もしないけど・・・
しないけど・・・
でも、正直かっこいいと思ったその笑顔に
見ほれてると
「惚れた?」
なんて聞いて来る。