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第1章 幸せの形

『しばらくはね、慣れないと思うから私と行動して保険営業のイメージを掴んでほしいの
でもね、二人で動くとお互いのためにならないの。なぜだかわかる？』

『あのね、ここは営業。もし仮に一ヶ月一人三件の契約をとらないといけなかったら二人で6件の契約が必要でしょ？正直それは難しいし、お互いが無駄な時間を使ってしまうから。やっぱり効率を上げるためにも早く、一人立ちすることが大事なの』

家庭の事情もあるから、早く稼げるようにもならないと、、、でしょ？

私は不安ながらも『頑張ります』とだけ伝えた