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キスより蕩けたヒメゴトを
第1章 【セピア色の二人は】

「あっ、あっァァ…ふあ…ぁぅ…はぁん…」



茂みの奥のクリトリスを指で捏ねるとそこが気持ち良くて沙織は執拗にせめる。揉んでいた胸から突起を摘みこれまた執拗に触れ興奮を募らせていく…
もう彼女の中の理性は崩壊していた。



「やぁ…ぁん…ンン…は…ぁぁ」


ーーズチュ、スボッ クチュ…クチュ


触れるたびに気持ち良くなって目の前が霞んでくる。股から流れていく愛液が一層興奮を奮いだたされ床がもう滴り落ちて濡れている下着さえもうどうでも良かった。

ただこの快楽からもっと、もっと。

強請る自分がそこにいるだけ。





もう誰もいないし早く済ませて何食わぬ顔して職員室に行こう。そう決めた時にそれはやってくる。











ーークスッ



「結構エロい声出すんですね?星乃せんせ」





低すぎず、高すぎず響く沙織好みの声が室内に響く。
その瞬間、火照った熱は凍り付き、沙織は一気に現実へと落とされた。

教卓の横から彼女を覗き込んで先程香山という女生徒との行為中から耳につく小さな笑い。


淫乱な彼女の姿を見て動揺もせず微笑んでいたのは、


セピア色に包まれた三矢恵斗だった…






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