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キスより蕩けたヒメゴトを
第1章 【セピア色の二人は】



一つじゃ、足りない。

いつもなら家でテレビや玩具があるのに…なんて思いながら家じゃない場所はまるで禁断の園に飛び込んだ様。





「…ン…はぁう…」



ボタンの隙間から指を入れてブラジャーの中を弄ってみた。足はだらけなく崩して身体はまだ教卓の狭い中。




『ねぇ…気持ちいい?』




ーーゾクゾク



あの裏側を持った彼の声が凄い攻め気で、艶やかな良い声で沙織は勝手に妄想をする。目を瞑り、手でぐにゃぐにゃと胸の形を変えながら空気に曝け出した乳房の頂は反応ばかりして仕方ない。


舐めてほしい。

だけど相手がいないから弄る。床に落ちたペンを拾って先で頂を攻めあげる。




「はぁ…ンンン…アッ…ぁ、ハァ…ん…っは」



ああもうどうでもいい。

思考回路さえ失いつつある沙織はペンで胸を攻めながらもう片手でスカートの中に手を伸ばした。

躊躇う余裕がなくすぐに下着の中に手を突っ込むと直ぐ様秘部に指を通した。





ーークチッ…チュ…




「ひやぁぁ…ん」



気持ちいい…

素直な感想だった。いつも以上より、ずっと。
生で見た初めての感覚。勝手に隠れて感じた冒険心。

我慢の限界だった。
人差し指でソコに差し込むと声が出る。次第に律動が始まりそれは速くなっていく。



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