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キスより蕩けたヒメゴトを
第2章 【それは禁断な秘め事】


「あっ、あん…ぁっ、あぁあ」

「先生…。星乃……


沙織せんせ、腰揺れてる」




ぐちゅぐちゅと卑猥な音が室内で鳴り響く。彼女がやっと自分を求めた態度を示している。"彼女"から腰を揺らして自分を求めている。そう勝手な解釈を自分の中で繰り広げれば恵斗の興奮も抑えられない。
彼女が揺らす腰の律動より早く彼も指を動かせて第一関節から第二関節へいともたやすく入るそれを見て唇が、横に引いた。

指で撫で、器用に人差し指と中指で内側を開けば中心に膨らんだそれを親指で撫でた。




「あっ…!?ぁぁ!三矢くぅん…っ!」



黒板に押さえつけられ、腕を拘束され辛いのだろう何も出来ない沙織は思わず快感から彼の名前を甲高く呼んだ。涙でボロボロになった表情を彼はどこか嬉しそうに沙織の目から流れ落ち、伝う頬をひと舐めしてニッと妖しく笑う。
眼鏡越しから見ても彼の笑みは意地悪いものだった。




「先生……やばい、すげー可愛い。どうしよう…もっと鳴き顏見たい」



夕陽のせいなのか、心無しか彼も赤い表情に見えた。ぼうっとする視界からいつの間にか綺麗な夕焼けが沙織の中に広がる。




「……?み、三矢くん…?」


はァ、はァ…
肩で呼吸を繰り返す沙織はいなくなった三矢の姿を目で探し出す。




「はぁ…先生…」





ーーチュッ…




彼の声が、聞こえる。

内腿にキス。されたその感覚が全身の熱を駆け巡る瞬間、沙織は一気に目を開かせた。



「や、…!ァァァァっ!ぁっ、あ…!んぁぁ」




ざらりとした感触と温もりが沙織の秘部を貫通する。予告もせずいきなりの衝動に余裕持てず沙織は抑えきれないで室内で喘いでしまった。



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