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キスより蕩けたヒメゴトを
第2章 【それは禁断な秘め事】



れろりと舌を覗かせた彼は沙織の秘部に触れ、舐め上げていた。舌を細めて使い突く。初めての出来事に彼女は目を見開いて、そして直ぐ様快感が襲う。




ーーチュッ、ピチュ…クチュッ…




「ぁ…ぁ、ぁぁう…ぁ…!」



もはや言葉にならない。ガクガクと今すぐ落ちそうになる足は彼の頭を押さえて何とか保つが黒板に背を預けてる状態でいっぱいいっぱいだ。
それでも止める事は無い。執拗に攻め上げていく教え子から秘部に顔を埋められて沙織は恥ずかしくて、だけど声は抑えられないどうしようもない事態に頭の中が真っ白になる。




「ぁ…ん、ぁっあ…ぁぁん…はっ、ぁぁ」




ーージュッ…クチュ、チュッ…




鳴り止まないその音。出させるその音の原因に沙織の秘部は鼓動をたてて止まる気配をさせない。きゅんと疼いたままの秘部を弄られて、もうずっと欲しかった、弄ってほしかったのが事実でこれまた腰を揺らし快感を得る。





「…舐めても舐めても、先生の出てくるね…。ずっとエッチな事考えてたんでしょ…?淫乱」

「はっ、ぁン…三矢く、はァぁ、ぁ…ぁぁだめ、ん…っ」

「腰振りながらほんと説得ないよ、沙織」





突然呼ばれる自分の名前にきゅん、と胸が高まる。何年振りに異性から呼び捨てで名前を呼ばれた事だろう。相手は相手だけに触れちゃいけないが低くてでも低すぎない彼の心地良い柔らかな声が耳を刺激していく。

不埒な姿だと分かっても律動する腰は浮いて気持ち良い快楽をもっと強請ってしまう。




「はぁぅぁ…ぁ、ぁ…やぁ…気持ち…

ぁあん」



不意に舌先で核心を突かれ恵斗の髪を思わずくしゃりと握ってしまった。
気付いた時にはもう遅くて下を見れば目と目がぶつかり合い、彼はソコを舐めながら目元を細める。


それにズクンと更に疼く身体は既にもう彼に奪われ溺れてしまっている。
そう今頃自覚するとまたひとつ、秘部に湿ったそれを感じて繰り出される彼の舌使いに彼女は何回も喘いでいく。






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