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キスより蕩けたヒメゴトを
第3章 【真っ暗な闇に堕ちる】

どくどく…
嫌な心拍数が上がる。こんな事この学校に来て初日以来…いや、こんなに心地悪い気分で職員室の前に立つのは初めてだ。
(…っ、こわい…っ)
夢、だったら良い。
もしかしたら夕べの事は夢だったのかもしれない。日々のストレスと欲求不満でとうとう教え子が私を抱いた。
そう あれは夢だ。
沙織はそんな事を回転させて扉に手をかけ、いつもより重々しい様な感覚がする職員室を開けた…
「お、はよう…ござい、ます」
ーー……シィ…ン

