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彼女は思い通りにいかない
第2章 週末監禁
生粋のドMか?
そう考えても仕方ないと思う。
まあ虐めるのは嫌いじゃないし、そういう性癖なら喜んで受け入れるけど。
「志織の姉ちゃん、大丈夫なのか?」
「ん?何が?」
「毎週ここに来てるの知らないんだろ?心配してないのか?」
あれから3ヶ月。
毎週末どこかに泊まってくる妹を心配しないはずはないと思うんだけど。
「えっ、あ、そ、……うん」
…何だその返答は。
「何なら俺が挨拶に…」
「嫌!それはダメ!」
何となくもう俺に堕ちたんじゃない?って思うと、こうやってドン底に突き落とされる。
Mかと思ったけど隠れSなのか…?
「……もうそろそろやめるか? 」
「な、何を…?」
「姉ちゃん心配してるんだろ?内緒にするにも限度があるし、嘘でも彼氏ってことにしとけばまだ何とかなるかもしれないけど…」
志織は俺の言葉に、背中を向けて布団の中に潜り込んだ。
「お姉ちゃんに…会わせたくない」
「そ、そりゃあこんなおっさん、会わせたくないかもしれないけどさ」
うわあ。
やっぱ隠れSだな。
ざっくり俺の心臓を抉ってきたし。
そう考えても仕方ないと思う。
まあ虐めるのは嫌いじゃないし、そういう性癖なら喜んで受け入れるけど。
「志織の姉ちゃん、大丈夫なのか?」
「ん?何が?」
「毎週ここに来てるの知らないんだろ?心配してないのか?」
あれから3ヶ月。
毎週末どこかに泊まってくる妹を心配しないはずはないと思うんだけど。
「えっ、あ、そ、……うん」
…何だその返答は。
「何なら俺が挨拶に…」
「嫌!それはダメ!」
何となくもう俺に堕ちたんじゃない?って思うと、こうやってドン底に突き落とされる。
Mかと思ったけど隠れSなのか…?
「……もうそろそろやめるか? 」
「な、何を…?」
「姉ちゃん心配してるんだろ?内緒にするにも限度があるし、嘘でも彼氏ってことにしとけばまだ何とかなるかもしれないけど…」
志織は俺の言葉に、背中を向けて布団の中に潜り込んだ。
「お姉ちゃんに…会わせたくない」
「そ、そりゃあこんなおっさん、会わせたくないかもしれないけどさ」
うわあ。
やっぱ隠れSだな。
ざっくり俺の心臓を抉ってきたし。