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彼女は思い通りにいかない
第2章 週末監禁
その日は土曜日だったから明日の夕方お姉さんに会いに行くことになった。
会いに行くことで俺と志織の関係がどう変わるのかは分からない。
変わらないかもしれないし、逆にそのまま関係が終わってしまう可能性もある。

「もう一回していい?」

眠りに入ろうとまどろんでいた志織を胸への愛撫で起こした。

最後になるなんて考えたくはないけど。
10歳離れている俺を、しかも毎週末ずっと監禁している俺を、志織の姉が認めてくれるかどうかは怪しい。

……こんなことなら最初の時に「付き合おう」って言っとくんだった。

服の上から蕾を探り当てぎゅっと摘まむ。
指で強めに転がしながら首筋に吸い付いた。

「…あ……っん…」

すぐに声を上げ体を擦り寄せてくる志織に、糸が切れたように唇を合わせ咥内を犯す。

あー離したくねえなあ……
小さな唇も、熱い口の中も、ずっと俺のものにしておけるならいいのに。

最後かもしれないなら堪能しておきたい。
そう思って舌を絡め至るところを味わっていると、志織が俺のTシャツをぎゅっと掴んだ。



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