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彼女は思い通りにいかない
第4章 俺と志織の我慢
「舌ぁっ、あぁぁっん…」

これはさすがにクるな。
AVの比じゃねえわ。

「あぁっ、そんなにっ、したらっ…」

舌で柔らかな膣壁を擦り、指で突起を弄る。
生身の体の気持ち良さを知ってるだけに、俺の下半身も嫌でも反応した。

ナカ挿れてえなあ…
黙ってたらバレねえかなあ…

そんな悪魔の囁きが俺の耳元をくすぐってくる。

「遥斗さっ、挿れてほしっ、あぁっ…」

俺もだよ。
俺も挿れたいんだよ。

だけど志織と初めて会った日から5ヶ月。
いつの間にか失うのが怖くなる程好きになっていて。
一時の快楽なんかで全てを台無しになんかしたくない。

「遥斗さんが、結婚できなかったらっ、私が責任取るからっ、それじゃっ、だめっ?」

……ちくしょう。
あんな約束する前だったら今すぐぶちこんでやれるのに。

「悪いな。それじゃダメなんだ」

苦笑いしながら指を早めると、志織は声を大きくした。
突起が固くなり触るだけでナカが締まっていく。



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