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彼女は思い通りにいかない
第4章 俺と志織の我慢
「志織?何で今日来なかった?」
「……遥斗さ、ご、ごめんなさい…」
「謝ってほしいんじゃない。用事がある時は仕方ないだろ?けど今日はメールもなかったよな?」
「だ、だって…」
だんだん細くなる声。
俺は志織を追い詰めているんだろうか。
「遥斗さん…彼女いるんでしょ?」
「……は?」
「だ、だって結婚できなかったら困るって言ってたじゃない。だから結婚を考えてる人がいるんだなって…それで…」
はい、出ましたー
志織のぶっ飛んだ解釈。
そりゃ香が念を押すわけだ。
「志織」
「な、何?」
「今、外に出てこれる?」
俺の言葉に2階のカーテンが開き、志織が姿を見せた。
手をひらひらと振ると慌ててカーテンが閉まる。
「……遥斗さ、ご、ごめんなさい…」
「謝ってほしいんじゃない。用事がある時は仕方ないだろ?けど今日はメールもなかったよな?」
「だ、だって…」
だんだん細くなる声。
俺は志織を追い詰めているんだろうか。
「遥斗さん…彼女いるんでしょ?」
「……は?」
「だ、だって結婚できなかったら困るって言ってたじゃない。だから結婚を考えてる人がいるんだなって…それで…」
はい、出ましたー
志織のぶっ飛んだ解釈。
そりゃ香が念を押すわけだ。
「志織」
「な、何?」
「今、外に出てこれる?」
俺の言葉に2階のカーテンが開き、志織が姿を見せた。
手をひらひらと振ると慌ててカーテンが閉まる。