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彼女は思い通りにいかない
第4章 俺と志織の我慢
「お、怒らないで聞いてくれる?」
「うん」
「私……実は遥斗さんのこと、小学生の時から…好きだったの」
……え?
「ごめんなさいっ!私なんかが遥斗さんのこと好きとかキモよね!ホントにごめんなさいっ!」
いやいやいや。
俺がびっくりしたのそこじゃないし。
しかもキモいとかあるわけないし。
「しょ、小学生?」
「うん。覚えてない?お姉ちゃんの部屋でよく集まってたでしょ?」
俺は脳みそをフル回転させながら記憶を辿った。
何せ最近使っていない引き出しだから全然ぴんとこない。
「……もしかして、しおちゃん?」
「うん!あの時のしおが私なの」
そうだ。
香の部屋で集まってた時、小学生だった志織をみんなで「しおちゃん」って呼んで可愛がってたんだった。
そういやあん時から香はシスコンだったなー。
「うん」
「私……実は遥斗さんのこと、小学生の時から…好きだったの」
……え?
「ごめんなさいっ!私なんかが遥斗さんのこと好きとかキモよね!ホントにごめんなさいっ!」
いやいやいや。
俺がびっくりしたのそこじゃないし。
しかもキモいとかあるわけないし。
「しょ、小学生?」
「うん。覚えてない?お姉ちゃんの部屋でよく集まってたでしょ?」
俺は脳みそをフル回転させながら記憶を辿った。
何せ最近使っていない引き出しだから全然ぴんとこない。
「……もしかして、しおちゃん?」
「うん!あの時のしおが私なの」
そうだ。
香の部屋で集まってた時、小学生だった志織をみんなで「しおちゃん」って呼んで可愛がってたんだった。
そういやあん時から香はシスコンだったなー。