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彼女は思い通りにいかない
第8章 私の気持ち~志織side~
「志織?大丈夫だから。大丈夫だから」
「やだやだやだやだっ!ごめんなさい!ホントにごめんなさいっ!」
布団超しに抱き締められる感触に泣きそうになる。
もうやだ!
自分のせいだけど、自分のせいなんだけど消えちゃいたい…!
「志織?布団はがすよ?」
「……やだ」
「……ぶはっ…」
「なっ、何で笑うのっ?」
「だって志織のやだ、が可愛くて…くくっ…」
「……笑いすぎなんですけど」
少しだけ抗議の目を向けながら布団から頭を出した。
昨日とは違い、笑顔の遥斗さんに心が和む。
だけど……私の顔を見ながら笑うのはやめてほしい。
「やだやだやだやだっ!ごめんなさい!ホントにごめんなさいっ!」
布団超しに抱き締められる感触に泣きそうになる。
もうやだ!
自分のせいだけど、自分のせいなんだけど消えちゃいたい…!
「志織?布団はがすよ?」
「……やだ」
「……ぶはっ…」
「なっ、何で笑うのっ?」
「だって志織のやだ、が可愛くて…くくっ…」
「……笑いすぎなんですけど」
少しだけ抗議の目を向けながら布団から頭を出した。
昨日とは違い、笑顔の遥斗さんに心が和む。
だけど……私の顔を見ながら笑うのはやめてほしい。