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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第13章 後宮艶夜*スキャンダル 嫉妬~心に巣喰う魔物~
 一心に刺繍を刺す紫蘭の傍らでは、陽当たりの良い窓際の卓の上で小鳥の紅蘭が時折、愛らしい啼き声を上げている。むろん、鳥籠の中に入ってはいるのだが。
 深い紫紺の地を龍が勇壮に天駆けている。殆ど刺し上がった龍の文様を眺めていたときのこと、室の扉越しに宮女の声がかかった。
「皇帝陛下のおなりです」
「判ったわ」
 応える間もなく、扉が外から開いた。
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