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私の秋クン♪
第2章 花火と浴衣
秋クンは無意識なのか
私とつないでいる手を見られないように
私の体ごと自分の後ろに隠した。
あぁ・・・
こんな子供と手をつないでいるのを
友達に見られるのが恥ずかしいのかな。
そう思うと寂しくなって、そっと手を離そうとしたけど
秋クンが手を離してくれなかった。
「はぐれないから平気だよ」
だから、手を離して。
私、秋クンにとって恥ずかしい存在でいるのはいやだよ。
そう思って秋クンに小声で言った。
「いいから。凄い人だから。危ないだろ。手ぇつないでろ」
軽く後ろを振り返って私に言う秋クンを
すばやく友達がつついてきた。
「いつまで隠してるんだよ。紹介しろよ」
私とつないでいる手を見られないように
私の体ごと自分の後ろに隠した。
あぁ・・・
こんな子供と手をつないでいるのを
友達に見られるのが恥ずかしいのかな。
そう思うと寂しくなって、そっと手を離そうとしたけど
秋クンが手を離してくれなかった。
「はぐれないから平気だよ」
だから、手を離して。
私、秋クンにとって恥ずかしい存在でいるのはいやだよ。
そう思って秋クンに小声で言った。
「いいから。凄い人だから。危ないだろ。手ぇつないでろ」
軽く後ろを振り返って私に言う秋クンを
すばやく友達がつついてきた。
「いつまで隠してるんだよ。紹介しろよ」