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崩壊と幸せ
第8章 第7章 最後の家族
晴「ねぇ、お母さん…?」

その瞬間、お姉ちゃんが泣き出した、それに歯を食いしばるお兄ちゃん。

晴「お母さん、だうしたの?」

母「はる?よく聞きなさい。」

その一言に、全身鳥肌がたった。

なぜか、聞いてはいけない、聞きたくない内容だと、さっしがついたからだ。

晴「え……な、なに?」

父「はる、お父さんとお母さんな










離婚するんだ。」















頭の中が真っ白になった。
















離婚?
そんなことは、ドラマの中でおきるもの。
まさか自分の家がそーなるなんて、


思わなかった。






晴「……へ?どゆこと。」

父「だから、お父さんとお母さんはもう、だめなんだよ、今日から別々に暮らす。」






え、なにを言ってるの?
だめ?
別々?






今日から?




晴「え、ちょ、嘘だよね?やだよ、私はやだよ?!」


取り乱す私を兄と姉が優しく抱きしめた。





兄「晴、本当のことなんだ」

やだよ


姉「もう、我慢できないんだって、」


意味わかんない




あんなに仲のいい家族だったじゃん!





あんなにいっぱい笑ってたじゃん!!






それが、今日でおしまい?













頭の中がぐちゃぐちゃで、なにも言えなかった。




でも、涙だけは、流れ続けた。



晴「やっ、やだよぉっ…!」

母「ごめんね?でも、もう決まったことなの、今日離婚届もだしてきたの」
晴「そんなっ!」
父「晴は、お母さんと一緒に行きなさい。」
晴「パパぁっ…」



どんだけ言っても、だめなんだと、2人の目が言っていた。




晴「うっ、ぅあぁぁぁぁぁっ…」



思いっきり姉と兄の服を引っ張りながらないた。



こんなに声をあげたのは、初めてだ。





それか父が話しだした、私だけが母についていくんだと、私達は今日この家を出なければいけないんだと、そして、私が14年間家族と幸せな時間を過ごしてきたこの家を、売ってしまうこと。






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