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NOROI〜呪い〜
第28章 悪の十字架
カトリック系の女子高に通う聖架(キヨカ)は、ある日の放課後 何者かに背後から襲われ、クロロホルムを嗅がされ拉致された。
聖架が目覚めたのは固くカビ臭い布団の上で、制服も下着も身につけていなかった。
驚いて飛び起きると生理でもないのに股間が血で濡れている。
(もしかして、私…?)
「お目覚めかい、聖架チャン♪」
青ざめていると、全裸の男が聖架の生徒手帳を片手に、醜い男性器をブラブラさせて部屋に入ってきた。
とっさに腕をクロスして胸元をガードするが、男は聖架の手首を掴み、難なく押し倒す。
「オレと聖架チャンはもう他人じゃねぇんだ、恥ずかしがるこたぁねぇだろ?」
「ひッ…こ、こんなこと神がお許しになりません」
「謝れば許してくれるんだろ、神様って奴はさ?後でまとめて懺悔するから、もう一回ヤらせろよ」
小動物のように震えながらも、既に汚されてしまったという絶望から、聖架は男を受け入れてしまう。
しかし男性器が捩じ込まれた途端、聖架の身体に激痛が走った。
「ヒィッい、痛いぃ…!」
「へへへ…処女の断末魔は何度聴いても良いもんだな。やっぱり起きるまで待ってて正解だったぜ」
「う、うそ…じゃあ…」
「オマンコに付いてたのは、オレの鼻血さ。聖架チャンの清らかマンコ舐めてたらコーフンしちまったんだよ、へへへ…」
「イヤッイヤあああ!抜いてぇ」
「今さら騒ぐんじゃねぇ!どっちにしろお前の膜には穴が開いてんだからな!」
男は泣き叫ぶ聖架に凌辱の限りを尽すと、その一部始終を録画したデータで口止めしてから車で彼女を運び、拉致した場所でゴミを捨てるように放り出した。
そして男が良心の呵責とは無縁の生活を送っていたある日…
「チッ、開(あ)くの十時か」
シャッターの閉まった店の前で男は舌打ちする。
(帰るのも面倒だし、ここで待つか)
ポケットからタバコを出そうとした男は、突然背後から頭を殴られてよろめいた。
反撃する間もなく何度も何度も後頭部を強打され血まみれで倒れた男の視界に、カトリック系女子高の指定ローファーが映る。
―――数十分後に店は開いたが、男の目が開くことは二度となかった。
(終)
聖架が目覚めたのは固くカビ臭い布団の上で、制服も下着も身につけていなかった。
驚いて飛び起きると生理でもないのに股間が血で濡れている。
(もしかして、私…?)
「お目覚めかい、聖架チャン♪」
青ざめていると、全裸の男が聖架の生徒手帳を片手に、醜い男性器をブラブラさせて部屋に入ってきた。
とっさに腕をクロスして胸元をガードするが、男は聖架の手首を掴み、難なく押し倒す。
「オレと聖架チャンはもう他人じゃねぇんだ、恥ずかしがるこたぁねぇだろ?」
「ひッ…こ、こんなこと神がお許しになりません」
「謝れば許してくれるんだろ、神様って奴はさ?後でまとめて懺悔するから、もう一回ヤらせろよ」
小動物のように震えながらも、既に汚されてしまったという絶望から、聖架は男を受け入れてしまう。
しかし男性器が捩じ込まれた途端、聖架の身体に激痛が走った。
「ヒィッい、痛いぃ…!」
「へへへ…処女の断末魔は何度聴いても良いもんだな。やっぱり起きるまで待ってて正解だったぜ」
「う、うそ…じゃあ…」
「オマンコに付いてたのは、オレの鼻血さ。聖架チャンの清らかマンコ舐めてたらコーフンしちまったんだよ、へへへ…」
「イヤッイヤあああ!抜いてぇ」
「今さら騒ぐんじゃねぇ!どっちにしろお前の膜には穴が開いてんだからな!」
男は泣き叫ぶ聖架に凌辱の限りを尽すと、その一部始終を録画したデータで口止めしてから車で彼女を運び、拉致した場所でゴミを捨てるように放り出した。
そして男が良心の呵責とは無縁の生活を送っていたある日…
「チッ、開(あ)くの十時か」
シャッターの閉まった店の前で男は舌打ちする。
(帰るのも面倒だし、ここで待つか)
ポケットからタバコを出そうとした男は、突然背後から頭を殴られてよろめいた。
反撃する間もなく何度も何度も後頭部を強打され血まみれで倒れた男の視界に、カトリック系女子高の指定ローファーが映る。
―――数十分後に店は開いたが、男の目が開くことは二度となかった。
(終)