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ひよこと野獣
第10章 ひよこ 陽菜の嫉妬

「し、しない!絶対しないよ!」
「……なら、するか」
私の髪を撫で、そう言って先輩は目を細めた。
何だ……処女が嫌いなわけじゃなかったんだ……
先輩は携帯をポケットから取り出した。
「あ、もしもし?俺。は?詐欺とかじゃねえし、金なんか要求しねえから。えーと、あれだ。今日は帰ってくんな。っておかんがたきつけたんだろうが!」
何だか面白い会話をしながら、先輩が電話を切る。
「……ったくあいつは母親っていう自覚が足りねえ」
「ふふ、先輩もお母さんには弱いんですね」
「あれはまともじゃねえからな……」
先輩はベッドの端に座っていた私の隣に座り、私を引き寄せた。
あ、もしかして……もうしちゃうのかな……
「……なら、するか」
私の髪を撫で、そう言って先輩は目を細めた。
何だ……処女が嫌いなわけじゃなかったんだ……
先輩は携帯をポケットから取り出した。
「あ、もしもし?俺。は?詐欺とかじゃねえし、金なんか要求しねえから。えーと、あれだ。今日は帰ってくんな。っておかんがたきつけたんだろうが!」
何だか面白い会話をしながら、先輩が電話を切る。
「……ったくあいつは母親っていう自覚が足りねえ」
「ふふ、先輩もお母さんには弱いんですね」
「あれはまともじゃねえからな……」
先輩はベッドの端に座っていた私の隣に座り、私を引き寄せた。
あ、もしかして……もうしちゃうのかな……

