この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひよこと野獣
第4章 ひよこ 陽菜の困惑
私がまだ先輩を見つめるだけだった頃、先輩が校門のところで待つ女の人と車でどこかに消えるのを何度も見た。
スタイルも良くて綺麗な女の人。
もしかして……その人なんだろうか…

私は無意識のうちに繋いでない方の手をぎゅっと握りしめた。
爪が手のひらに食い込むのにも気づかず、先輩の横顔を見上げる。

「先輩……鳴ってますよ?」

「あ?ああ……」

「大丈夫です!ちゃんと覚悟はしてましたから!私先輩に言いましたよね?体だけの浮気ならOKですよって」

体だけの浮気……
覚悟はしてたはずなのに口に出すと胸が痛い。
でも自分で決めたことだもん。
それくらい我慢しなくちゃ。

/161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ