この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひよこと野獣
第10章 ひよこ 陽菜の嫉妬
その日に限って私はひとりで帰っていた。
先輩は進路相談で遅くなるから、と言っていて待たれるのもプレッシャーになるかな?って思ってひとりで帰ることにしたのだ。

だけど……校門を出た瞬間に私はその選択を後悔した。

「あら、あなたが陽菜ちゃん?」

声をかけられそちらを見ると毛先をくるくるとカールさせた綺麗な女の人が笑顔を私に向けている。

「あの……?」

「あぁ、ごめんね。私ひとみって言うの。武志から聞いてない?」

も、元カノさんだ……
前に先輩が電話口で名前呼んでた……

私が首を横に振ると、ひとみさんは私を見てくすっと笑う。

「まだ武志とエッチしてないでしょう?」

「な、何で知って…っ!」

私の慌てぶりに色の濃い口紅をつけた唇の端が上がった。

もしかして……先輩が言ったの…?

/161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ