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もしかしたら
第2章 中学生
階段を降りていく


「なんで同じ学級のクラスが階が違うんだよ」ブツブツ言う


心臓がズキッと跳ねた。


水野真理がいる・・・


ドキドキ


近くをすれ違う・・・


また見ている僕を・・


いたのは偶然だろうけど・・


考えたら休み時間がもうない!


「ご・ごめん」足を止め話しかけた。


彼女も突然話しかけられてビックリしている。


「あの・今日って理科あった?」


「え・・?」予期してない質問らしく戸惑っている。


「実験参考書・・」と言いかけて、初めて話した男子によく考えたら


貸してくれるわけないと思い


「いや・・何でもないよ。ごめんね」


行きかけたら



「あの!」









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