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もしかしたら
第2章 中学生
またある日僕が階段を下りてくると


階段下に水野真理が一人いた。


ドキドキしてすれ違った。


彼女は階段を上がっていくと思ったらずっとそこにいて


僕を見ている感じがした。


緊張しながら自分の教室に向かった。


いつまでも見ている。


そんな事が何度もあった。


その度に心臓が跳ねあがった。


でも中学の3年間彼女と同じクラスにならなかった。


そして卒業してしまった。


また一言も喋らずに・・


あれから1度も会っていない


僕の事好きだったんじゃ


もう1度会って確かめたい。




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