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第11章 麻衣子ちゃん

ようやく数学も終わり…帰り道…
麻衣子ちゃんと話します。

「今日はありがとうね」
私は麻衣子ちゃんに言いました。

「気にしないで」
麻衣子ちゃんは笑います。

「ほんとうに麻衣子ちゃんは優等生だね」

「ん〜優等生かどうかは分からないけど…
勉強はずっと真面目にやってたな…」

「麻衣子ちゃんはどうして
淫行科に入ったの？」
私は麻衣子ちゃんに尋ねます。

麻衣子ちゃんは入試の成績が学年トップ…
難関大学進学クラスにも行けてたはず…。

ずっと疑問に思っていることを尋ねてみました。