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桃ヶ原高校 淫行科
第11章 麻衣子ちゃん

「たしかに…中学のときの偏差値だったら…
難関大学進学クラスにも行けてたと思うし…
両親もそれを望んでた」
麻衣子ちゃんは言いました。
「両親の反対を押し切って淫行科に?」
私は麻衣子ちゃんに尋ねます。
「うん。だから授業料とか払ってもらえないんだ」
「だからバイトを?」
「うん」
「どうして…難関大学進学クラスを
受けなかったの?」
「有名大学に進学して一流企業に入る…
なんか平凡でつまらなく思えて…
それ以外の人生を歩んでみたかったの」
「それ以外の人生?」
「今の日本社会ってまだまだ男性優位だと思うの。
だから…
淫行科で女性ならではの魅力と技を身につけて…
男性社会に殴り込みをかけたいの」
「どんな風に?」
「まだ…分からない…」
そう言って麻衣子ちゃんは笑いました。
難関大学進学クラスにも行けてたと思うし…
両親もそれを望んでた」
麻衣子ちゃんは言いました。
「両親の反対を押し切って淫行科に?」
私は麻衣子ちゃんに尋ねます。
「うん。だから授業料とか払ってもらえないんだ」
「だからバイトを?」
「うん」
「どうして…難関大学進学クラスを
受けなかったの?」
「有名大学に進学して一流企業に入る…
なんか平凡でつまらなく思えて…
それ以外の人生を歩んでみたかったの」
「それ以外の人生?」
「今の日本社会ってまだまだ男性優位だと思うの。
だから…
淫行科で女性ならではの魅力と技を身につけて…
男性社会に殴り込みをかけたいの」
「どんな風に?」
「まだ…分からない…」
そう言って麻衣子ちゃんは笑いました。

