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冷たい月を抱く蝶
第5章 少女と着物
私は今まで自分が日本人だと思っていた。

でも、私の中には日本人と外国人の血が
流れていることを知った。

 そんな事、彼女に言われるまで今まで気づかなかった。

 だから私がスラム街を歩いていた時。みんな私のこと、珍しがってたんだわ。

皮肉なことに今になってその謎が解けた。だから私は街角で、見知らぬ人に追いかけられたりしたんだわ。そう思うと、急に怖くなった。

 血の気が引いて顔が青ざめると、父が私に気がついた。


「どうした桐子。元気がないな?」

「いいえ、何でもないわ…」
「ちょっと疲れちゃったみたい…」


「そうか。じゃあ、はやく寸法を計って貰って帰ろうとしよう」

「そ、そうね…」
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