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淫乱高校生
第3章 トイレで...




彼に手を引かれて歩くと、小さな公園に入った

え、公園?学校は?

「あ、あのっ」

「んー?」

「どうして公園なんですか?」

「だってお礼してくれるんだろー?」

お礼するとは言ったけど、今?それに公園って?

それ以上は説明してくれなかった。何も躊躇せずに彼はトイレに入ってく

あ、トイレ行きたかっただけなんだ
じゃあ、ここで待ってればいいのかな?

そう思ったがどうも可笑しい。なんであたしも一緒に入るの?

特に何も可笑しくないと言わんばかりに、極自然に彼はあたしの手を引いてトイレの個室に入った


「えっと、」

「まずは自己紹介しよっか。名前しらねーしー」

「え、」

「俺の名前は七瀬新(ななせあらた)新って呼んでー!歳は高校1年生ー!今日が入学式でーす」

「え?同い年なのっ?」

「そうだよー!同じクラスになれるといいねー」

うん。そうだねー!と笑いながら返したけど、違うよね?今時の高校生ってトイレで自己紹介するの流行ってるの?

「で、そっちはー?」

「あ、えっと、一之瀬藍。藍って呼んでね」

お互いよろしくねと自己紹介が終わった。友達第一号ができましたっ!

新があまりにも自然に話すからトイレの違和感なんて忘れてしまっていた。明らかに可笑しい事なのに藍は気付かない

それから引っ越して来た事や、中学校の事など話した

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