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学園物えっち短編集
第6章 後輩君
「グアッ…痛ッ…奥ッ…奥歯折れ……」
彰先輩はうずくまっていた。
朔君…もしかして…すごく強い?
朔君は顔を押さえてる先輩の前に行くと先程出されたアレごと股間を踏んだ。
「やめろッ!踏みつぶさないでくれ!」
「朔君ッ!」
私は朔君に抱きついた。
「朔君…もう止めて………私もう大丈夫だからぁ…ね?」
すると朔君は足を上げた。
「…ハァハァ」
彰先輩は先程までの余裕な顔と一変して恐怖に満ちている顔をしていた。
「…彰先輩……私…彰先輩にされた事誰にも言いません……だから…朔君に殴られた事もなかった事にしてください…」
すると彰先輩は急いで頷いた。
よかったぁ…
彰先輩は顔を押さえながら体育倉庫を出て行った。
「……桃!何であいつ許すんだよ!?俺はどうなったっていいんだって言ってんじゃん!」
「だって…ふえッ…朔君が退部になるのも退学になるのも……私が嫌なんだもん…」
「は!?」
「朔君いなくなっちゃったら嫌なのぉ!」
朔君は急いで抱きついていた私を抱きしめてくれた。
「…ごめん…調子に乗った…アァ!」
抱き締めたかと思ったらすぐに引き離される。
引き離されると先程脱がされた胸が露わになってしまって朔君は急いで顔を逸らした。
「わ…」
「…ごめん…ちょっと見た…」
「ううん…仕方ないもん」
「じゃあ見えてラッキーって事で」
「え!?…見えるとラッキーなのぉ?」
「当たり前だろ!」
「えっと///…その…じゃあ……触ってもいいよ?」
私は思い切った事を言っていた。
でも正直な気持ち…朔君になら触られても平気だもん…。