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学園物えっち短編集
第2章 私たちの関係
高校に入学して4月の終わり。
まだ1ヶ月も経っていないのにもう既に高校生活がめんどくさくなっていた。
体育の授業も出るが、ジャージだけ着て中学の時からよくつるんでる二人と三人でボーッとしているだけだ。
「高校って…つまんねぇな」
俺が呟くと続いて笹井(ササイ)が呟いた。
「…だよなぁ。高校になったら可愛い女子達とワイワイ出来ると思ったけど…うちのクラスの女子…地味じゃね?」
「女子少ない割には地味揃いだよな」
「お前等、他のクラスの女子見た事ないだろ」
迫田(サコタ)はにやっと笑う。
「何だよ?」
「そこの三人!戻れ!」
体育の教師に怒鳴られ、しぶしぶ授業に戻る。
体育はバスケをやっていて、ゲームをする所だった。
「いっちょ暴れるか」
俺達三人はスポーツは大得意でクラスのバスケ部の奴等と張り合った。
授業が終わり、教室へ戻る時だ。
「佐倉(サクラ)、笹井、迫田。放課後、職員室に来い」
体育の教師にそう言われたが、俺達は走って逃げた。
「後半は真面目にやってたのに説教されてたまるかよ」