この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
学園物えっち短編集
第2章 私たちの関係
放課後さっさと帰ろうとしていると何と体育の教師が俺達の教室まで来ていた。
「あいつ何だよ!」
「いた。どうせ逃げると思ってな。来い」
めんどくせぇのに捕まった。
「くっそ!ホームルームなんかしっかり出るんじゃなかった!」
「…仕方ねぇ、黙ってりゃすぐ終わるだろ」
迫田がそう言って、俺達は嫌々教師に付いて行った。
そして、着いた先は体育館?
体育館ではバスケ部が練習をしている。
「お前たちバスケ部入らないか?」
「はぁ?」
「今日の授業での三人の活躍を見てうちの部に入れたくなった」
「俺達は忙しいんだよ、部活やってる暇はない」
「とりあえずうちのレギュラー達と1ゲームしてみろ」
そう言われ、さっさとやっつけて帰ろうと思っていた。
ゲームが始まり、最初の勢いで俺達が先に点を決めた。
「ふん!ちょろいな!」
が、相手ボールになった瞬間から俺達は一切動けなかった。
簡単なフェイントに引っかかったり、全く歯がたたない。
そして最終的に最初に入れた点しか俺達は点を取れなかった。
「……めんどくせぇ」
「っつーか素人相手に本気出しすぎだろ!」
そう言いながらも相当悔しかった。
俺達は体育館を出ようとした時だ。
「…遅れてごめんなさい!委員会長引いちゃって!」
体育館に入って来たのはめちゃくちゃ可愛い女子…だった。
え…こんな可愛い女子うちの学校にいるのか!?
「あれ…?ゲームしてたのぉ?えっとぉ…バスケ部の見学ですか?」
「見学じゃない!俺達バスケ部に入部希望です!」
一番最初に笹井が飛び付いた。
「そうなんだぁ!私バスケ部のマネージャーの結城くるみ(ユウキ クルミ)ですっ!よろしくねぇ」
バスケ部入部決定。