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学園物えっち短編集
第8章 私の庭
次の日。
朝、結愛と学校に行く途中の事。
「…乃愛ちゃん」
「何?」
「あのね…この前透真君の事言ってたでしょ?」
「うん…」
「私…透真君の事だけは乃愛ちゃんに譲れないの…初めてすごく好きになった人だから…えっと…」
「取らないよ!っていうかさ!そんな事私に言わなくても結愛と付き合ってんのに私なんかになびくような男じゃないでしょ?私だってもう他に気になる人いるもん」
「え!そうなのぉ?どんな人?わぁ…お付き合い出来ると良いねぇ」
そういえば私と優真って何の関係なんだろ?
キスもえっちもしてるけど…
すると、結愛の友達が後ろからやって来た。
「おっはよー!何々妹ちゃんの恋の話?相手はどこの誰?」
適当に返しておこ。
「透真さんと同じ学校の優しくてすっごくカッコいい人!」
「あー!わかった!優真君でしょ!」
「え!何で…」
「乃愛ちゃんそうなのぉ?」
「さすが姉妹だね、顔の好み一緒じゃん!優真君の方選ぶのは妹の方が見る目あるけどー」
「うー…透真君だってすごく素敵だもん…」
「はいはい。でも妹ちゃん優真君はちょっと難しいと思うなぁ…まだ入学したばっかだからわからないかもしれないけどうちの学校でかなり人気高いからねぇ。みんなの恋人みたいになっちゃってるし」
…あんな事優真にとってはいつもの事だったって事?
そうだよね…
だって元々私が透真さんを困らせるような事しようとしてたからそれを止める為だもん。