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学園物えっち短編集
第8章 私の庭
ラブホからの帰り道。
優真との激しいエッチで完全に腰を抜かした私は優真におぶられていた。
「うー…結局またこんな事になるなんて…」
「ふっ…別にそんな何かしてくれようとしなくても大丈夫だよ。俺の側にいて俺の事好きでいてくれればいいから」
「こんな素敵な彼氏嫌いになるわけないよ…大好きだもん」
むしろ私の方が飽きられないか心配だ。
「あ、乃愛ちゃん…それに優真君?」
後ろから声が聞こえて顔を上げると結愛と透真さんがうちの前にいた。
帰宅時間がちょうどかぶったみたい。
「優真!?何で乃愛ちゃんと一緒にいんだよ!?それに、乃愛ちゃん大丈夫!?怪我でもしたのか!?」
「腰抜けて立てなくなっただけだから心配ないよ。乃愛、立てる?」
「…ん…大丈夫…ありがとう」
優真から降りると結愛が私に腕を添えてくれた。
「優真まさか乃愛ちゃんにまで!」
「ん?人聞き悪いなぁ…後でちゃんと説明してあげるよ。結愛、俺と乃愛付き合う事にしたからこれからもよろしく」
「ほえ…あ…えっと…乃愛の事よろしくお願いしますっ」
「よろしくされます。じゃあ、また明日」
「ちょ!あー!二人ともまたな!おやすみ」
透真さんは優真に引っ張られて帰って行った。
「乃愛ちゃん、優真君とお付き合いする事になったんだぁ…わぁ!良かったねぇ」
「本当に私と優真が付き合って良かったって思ってる?優真の女関係すごいって知ってるよね?ただ透真さん取られなくて済んだって安心しただけじゃないの?」
「思ってるよぉ…優真君が女の子に人気なのも知ってるけど…私は優真君が乃愛の事大事にしてくれるって信じてるよ。私、乃愛ちゃんよりも先に優真君が良い人って事知ってるんだから」
結愛は嬉しそうに笑いながらそう言った。
「あー!また結愛ばっかりズルい!」
結愛ばっかりだけど全然嫌な気分じゃない。
優真のおかげでこれから今までよりも結愛と仲良く出来るような気がした。
*END*