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学園物えっち短編集
第9章 うちのお嬢様
「石田?どうして怒るの?私、秋桜大好きなお花だったから嬉しかったのに…」
「お嬢様!こんな奴庇う必要なんてありません!お嬢様は心まで美しいから…ウンチャラカンチャラ」
「?」
石田が訳のわからない事を言っていてお嬢様も意味が分かっていない様子だった。
「お嬢様…お時間の方が…」
「はい…里見、私が秋桜好きな事覚えてくれていてありがとう」
美麗お嬢様は石田に聞こえないようにそっと俺にそう言ってくれた。
もう…それだけで俺は幸せな気分になっていた。
石田がムカつくくらいで職場に何の不満もない。
ここで働く事が出来た事だけは父親に感謝しよう。