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学園物えっち短編集
第9章 うちのお嬢様
使用人として働かせてもらうとの事だったが、俺は美麗の専任の執事となった。

しかも美麗と同じ学校にまで通わせてもらえるとかなりの待遇だ。

そして俺と美麗の放課後はいつも決まっていた。

「将吉、今日も宿題やってから帰ろ?」

「かしこまりました」

一応そう言って迎えの車の運転手に一報を入れて、美麗に引っ張られて図書室へと向かった。

そして人の少ない本棚の死角に行くと美麗は俺にギュッと抱き付く。

「…キスしたいな///」

「…こんな誰かに見つかりそうなところでしなくても家帰って部屋ですればいいのにな」

「学校で彼氏といちゃいちゃするの憧れてたんだもん…ダメ?」

「その質問ズルいだろ…ダメなわけないのわかってるくせに」

俺は美麗と唇を重ねた。

俺たちは親公認で付き合う事になっていた。

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