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学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏
そんな彼女と高校も一緒だった。
一年の時は違うクラスだったが二年で同じクラスになった。
特に仲が良いわけじゃないから話すこともない。
高校になっても彼女は浮いていて、友達も一人もいないようだった。
俺も友達が多いわけではないけど…
「桃井(モモイ)って結構可愛いのに性格で損してるよな」
「いつも怒ってるしな」
放課後に連んでる奴らがそんな話をしているとちょうど廊下をうるさい男女連中が騒ぎながら歩いていた。
「明日の休み海行くぞーー!!」
「やったぁ!!今年初めてー!!」
「っつーかお前らプール掃除じゃね?」
「誰がするか!!休みの日にまで学校来る奴なんて……桃井しかいませーん!!」
「あいつ一人でやれば良いよねー!」
プールの掃除は立候補制であいつらはなんかの歌のPVでも見たらしくプール掃除は青春とかなんとか言って立候補していた奴らだった。
そこの後1人決まらずくじで彼女…桃井に決まってしまった。
桃井…一人でも怒りながらやるんだろうな。
それで休み明けにあいつらに吠えて掛かって適当にあしらわれるのか。