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学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏
番号を赤外線で送ると桃井はアドレス帳の俺のページを見て嬉しそうだった。
桃井ってこんな事でも嬉しいなんて見かけによらないな。
「桃井のも教えて」
「あ、うん…」
赤外線で送ってもらう。
「コレは!」
「え?何?」
「桃井って下の名前鈴音(スズネ)っていうんだ」
「し、知らなかったの!?」
「今知った」
「ムーッ!中学の時も同じクラスになったことあるのに!」
「桃井って言っても鈴音って言っても字数変わらないな…呼び方桃井でいい?」
「はえ!?…なんでぇ…普通そこで下の名前で呼んでくれるでしょ!?」
「下の名前で呼んでほしいの?桃井から口にキスしてくれたら呼ぶことにする」
「なんで何でも条件つけるの!?」
「困りながらも条件頑張ってクリアしようとする桃井が可愛いから」
「ムーーッ///」
桃井を膝の上に持ち上げて腰に手を回した。
「ほら。どうぞ?」
「うー///」
桃井は顔を真っ赤にさせながら唇を近付けようとしては、パッと俯く。