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学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏


「…桃井出来ないんだ?」

「そんな事ッ!ないもん…///」

桃井は目をギュッと閉じて瞬足でチュッとキスをしてくれた。

「ハァハァ…したよ!」

「一瞬かよ…つまんねぇな?なぁ?鈴音?」

「ふあッ!あ……ンッ…」

俺は鈴音の唇を塞いだ。

深くキスをしてチャイムが鳴るまで鈴音の事を離してやらなかった。




二人で教室に戻ると注目される。


そんなに俺達がつき合うのが珍しいのか?

席に着くと前の席の女子が振り返った。

「かず君!いきなり彼女作っちゃって…彼女いても遊んでくれるよね?」

「ん?とりあえず今のところ彼女以外とはいいや。めんどくさいし」

「ええ!なんでぇー?遊んでよぉ…かず君が好きなおっぱいにおちんちん挟むのやってあげるからぁ」

こいつはわざと鈴音に聞こえるようにそう言った。
鈴音は驚いた顔をして俯いた。

…めんどくせぇな。

付き合わなくても良いからセックスしたいと誘われて何も考えずにヤったことのある相手。

「桃井さんじゃあおっぱい足りなそう~かず君大きいおっぱい好きなのにねぇ」

「…一回ヤっただけで随分俺のこと知ってるようで?」

「一回じゃないよぉ!五回もしたのに!」

「そうだっけ?覚えてねぇや…付き合わなくても良いからセックスだけしたいって言う割りにはネチネチしてんな。口だけの女になる前に黙れ」

「何よ!かず君そんな人だと思わなかった!」

彼女作ると多少の身辺整理が必要なんだな。
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