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学園物えっち短編集
第14章 世話焼き修学旅行
朝になり、将の声で起こされる。
「随分仲良さそうに寝てるなー?」
「……あれー?蒼、昨日あのまま寝ちゃったー?」
「……ん…よく覚えてない…zzz」
朝弱い俺は将が勝手に来ていても何もツッコめないくらい頭が働かなかった。
将は部屋を徘徊して、ゴミ箱などを見ている。
「こんな良い場所提供してやったのにありえない!何なんだこの二人…」
「でもねー!昨日の夜楽しかったよー?」
「蒼!寝るなー!普段しっかりしてるくせに寝起き悪過ぎだ!」
起き上がったもののまたウトウトしてきた。
すると香菜が抱きついてきた。
「香菜は蒼の寝起きが悪い所も好きー!」
「ほら将、私達は先に朝ご飯食べに行こう…?じゃあ香菜、池田君の目が覚めたら二人で来てね」
「うん!」
将達が出て行くと香菜に押し倒された。
かなりウトウトしてたので簡単に押し倒される。
「あーおーいー!早く朝ご飯食べ行こー!」
「……あと五分…zzz」
「もう!仕方ないなー!」
突然香菜にキスをされて俺は一気に目が覚めた。
「あははっ!起きたー!」
「起きるだろ!あー…せっかくの香菜とのキス…もったいない…」
「じゃあ、もう一回しよー?」
もう一度香菜とキスをして昨日の夜ヤりそうになったのを思い出す。
昨日付き合い始めたばっかりなのに、いきなりそんな先に進もうとして俺何考えてたんだ…。