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学園物えっち短編集
第15章 始まりは夜這いから
うちの学校では、1年の秋に学校所有の合宿所で移動教室が行われる。
私はこの移動教室で入学式の時に出会って一目惚れして以来、ずっと想いを寄せている同じクラスの白河(シラカワ)君に告白をしようと心に決めていた。
移動教室初日は合宿所近くの山でハイキング。
努力の甲斐あって、ハイキングでは白河君とは同じ班になれた。
「乃絵瑠(ノエル)、今日白河君に告るんでしょ?ほら今から告白する雰囲気出しておかなくちゃ!」
「美里(ミサト)!シーッ!声大きいよ!まだ心の準備しなくちゃいけないから…」
「もう!グズグズしてたらほかの子に取られちゃうよ?今なら裕也(ユウヤ)と二人だから話し掛けるチャンスじゃん!ほらほら!」
裕也は幼馴染みで、私が白河君の事を好きなのを知っているので美里の言うように今行けば多分白河君とも一番話しやすい。
美里に押されて、私は白河君達の方に向かって歩いた。